内容紹介

劇場シリーズの中でもエンターテイメント性に特化し、「押井作品の中でも特に解りやすい」(?)と評判の劇場版。

本書では当時話題になった、押井監督自らがロケンハンして再現したリアルな東京の下町風景や、バビロンプロジェクトの象徴的建造物として描かれた方舟の設定、また今作にしか登場しないレイバー“零式”(「ゼロ」ではない)の設定、さらには本編中ではっきりと素顔が描かれなかった「帆場暎一」の設定までと、重箱の隅を突かんばかりの勢いで“完全”の名に恥じない仕上がりとなっております。

また今回はキャラクターデザインを担当された高田明美さんによる“野明”が表紙になっています。なんと「完全設定資料集」シリーズ初のメカではない表紙です。さらに高田さんによる3D版“野明”と“香貫花” のイラストも収録されています。今回は何気に“高田明美特集”の体裁になっていますので、『パトレイバー』ファンだけではなく高田先生ファンも必見です。

内容（「BOOK」データベースより）

劇場版『パトレイバー』の設定資料を細大漏らさず掲載。キャラクターデザイン担当高田明美氏・特別インタビュー。高田氏による3D版「野明」「香貫花」のイラストを初公開。